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『塩分早わかり』『減塩のコツ早わかり』

食品の塩分データをはじめ、塩分を減らすコツなど、
手軽に楽しみながら減塩できる、アイデア満載の書籍です。

『塩分早わかり』『減塩のコツ早わかり』(女子栄養大学出版部)

監修者
管理栄養士 料理家

牧野 直子先生

有限会社スタジオ食(くう)代表。女子栄養大学生涯学習講師。日本肥満学会会員、日本食育学会会員・評議員。女子栄養大学在学中より、栄養指導・教育に携わる。独立後は、生活習慣病や肥満の予防・改善のための食生活や栄養の情報提供をはじめ、家族みんなが楽しめるヘルシーかつ簡単でおいしいレシピ提案を行う。いずれも「実践しやすさ」を大切に活動。雑誌や書籍、テレビなどのメディアをはじめ、料理教室や講演会、保健センター・病院での栄養相談など幅広く活躍されている。著書・監修書は、今回掲載の書籍の他、『エネルギー早わかり』『糖質早わかり』『2品おかずで塩分一日6g生活』(いずれも女子栄養大学出版部)など多数。

女子栄養大学出版部

学校法人香川栄養学園の事業部。昭和10年、香川栄養学園の前身である「家庭食養研究会」の講義録などを学園長の香川綾氏が中心となってまとめ、冊子『栄養と料理』として発行したことに始まる。それから現在まで、“食と健康”をコンセプトに、月刊『栄養と料理』書籍『食品成分表』をはじめとする多様な出版物を刊行。さらに80年以上にわたって蓄積されたさまざまなコンテンツやノウハウ、最新の知見をもとに、協賛企業・団体との連携によるセミナー等の企画・運営およびイベントや健康に役立つ製品の開発なども行っている。

透析患者さんに重要な塩分管理が手軽にできるロングセラー本。

 透析患者さんは、日常の食事において特に塩分の摂取量に注意しなければなりません。現在、透析患者さんの1日の塩分摂取量は6g未満が推奨されています。しかし、例えば「塩分1g」がどれくらいの量なのか、また、どのような食品が塩分を多く含んでいたり反対に塩分が少ないかなど、わかりにくいという方も多いでしょう。また調理の際、食材や調味料の分量をすべて細かく量ることも、現実的ではありません。

 塩分を気にする方や制限が必要な患者さんをはじめ、管理栄養士など栄養のプロも長年にわたり信頼を寄せる、塩分管理のための書籍があります。FOOD&COOKING DATAシリーズ(女子栄養大学出版部)です。もとは今から30年以上前、月刊『栄養と料理』の冊子付録を書籍として発行したのが前身で、現在の形となったのは1997年発行の『エネルギー早わかり』からです。その後シリーズのラインナップを増やし、1998年に『塩分早わかり』、2015年に『減塩のコツ早わかり』の初版を出版し、定期的に内容を見直しています。

※日本腎臓学会編「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」、東京医学社、2014

「しょうゆ」のカテゴリー

「しょうゆ」のカテゴリーには、濃い口しょうゆ・うす口しょうゆ・だしわりしょうゆなど、さまざまな種類のしょうゆの塩分量を、大さじ・小さじを用いてわかりやすく掲載(右)。また、外食でよく食べるメニューは、塩分をはじめエネルギーやたんぱく質などの数値も記載しており、参考にしながら安心して外食を楽しめる(左)。

牧野 直子先生

定期的に改訂を行っているという本シリーズの書籍。改訂の際には、すべての掲載食品を見直している。「約1年をかけ、食品の選定やデータ収集、執筆、編集を行います。みなさんの健康に関わるものだからこそ、より役立つ良い本をお届けしたいです」と牧野先生。

楽しみながら減塩できる、さまざまな工夫が満載。

 本書には、塩分管理をしやすい工夫がたくさん盛り込まれています。監修された管理栄養士の牧野直子先生は、「この本を見れば、自分で量らなくてもひと目で食品の塩分量がわかるようになっています。1食分の食材の写真を掲載したり、調味料はグラムだけでなく小さじなどの単位を用いるなど、分量をイメージしやすい点にこだわりました。最近は減塩商品の種類も豊富になり、レトルト食品などの加工品もよく利用されるようになってきましたので、身近で役に立つ食品やトレンドも意識しながら掲載食品を選んでいます」と話します。その他にも、外食のメニューやおやつの栄養データなども紹介されており、さまざまな「食」のシーンで活躍します。

 「この本を必要としてくださる方のため、改訂時にはいつも、掲載する食品の選定や誌面の見やすさ、どのようにすれば楽しみながら食生活に“減塩”を取り入れてもらえるかを考え、編集の方とも一緒にアイデアを出し合います。工夫の一つにコラムもあり、前向きな内容を心がけています。基本的に食べてはいけない食品はないので、どうすればおいしく食べられるかを紹介しています。体にはもちろん、心にも負担なく減塩を続けられるヒントになればと思っています」と牧野先生。

 こうした思いでさまざまな工夫が施された本書は、多くの方に支持され、他にも『腎臓病の食品早わかり』や脂質、糖質をテーマにした本も人気を集め、シリーズ累計の発行部数は130万部を超えます。「食は命なり」という言葉を挙げながら、牧野先生は「人にとって“食”は、一生付き合っていくものです。これらの本が、みなさんが食べることを楽しむ一助になればうれしいです」と語ってくださいました。

月刊『栄養と料理』

牧野先生も携わられた月刊『栄養と料理』(左)は毎月9日発売。
女子栄養大学出版部では、腎臓移植をされた方のための書籍も発行(右)。『おかずレパートリー 透析・腎移植』『透析・腎移植の安心ごはん』。

FOOD&COOKING DATAシリーズ おすすめ3アイテム
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女子栄養大学出版部

東京都豊島区駒込3-24-3
TEL/03-3918-5411

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女子栄養大学出版部ホームページ
https://eiyo21.com/