透析患者さんのための 災害への備え

避難について

災害時

透析中に災害が起きた場合

  • 慌てずに落ち着いて行動する。
  • 医師やスタッフの指示・誘導に必ず従う。
  • 避難が必要な場合は、必ず指定された避難所へ集合する
    (無断で避難場所を変更しないこと)。
透析中に災害が起きた場合

透析をしていない時に災害が起きた場合

  • ラジオやスマートフォンなどで情報を入手し、安全に避難する。
  • 家族や友人と連絡を取り、安否を確認する。
    ※ 連絡がつながらない場合は、災害用伝言ダイヤル(電話番号171)や災害用伝言版(web171)も活用しましょう。
透析をしていない時に災害が起きた場合
災害用伝言ダイヤル:171番

災害発生時に被災地への通信が増加し、つながりにくくなった場合に提供される、声の伝言板です。

災害用伝言版:web171

災害発生時にインターネットで被災地の方の安否確認を行う伝言板です。
「web171」で検索してください。

日本透析医会 災害時情報ネットワーク:
https://www.saigai-touseki.net/

 

災害で大きな被害が発生した際に、透析治療に関する情報伝達を行っています。

  • シャントのけがに注意する。
  • 避難所で透析患者であることを伝える。
    ※ 透析をしない状態が続くと命に関わるため、必ず申し出てください。
  • 透析医療機関へ連絡を取る。
     
透析医療機関と連絡が取れない場合
  • かかりつけの透析病院と協力関係にある医療施設に連絡を取る。
  • 自宅や職場がある市区町村に連絡し、透析ができる医療施設を紹介してもらう。

安全に避難できたら

いつもの透析施設で透析が可能な場合

災害時はふだん通りの透析を行えないこともあります。
透析日や透析時間など、その都度医療者の指示に従って透析を受けましょう。

いつもの透析施設で透析ができない場合

近隣施設での透析

必ず案内された施設で、透析治療を受けてください。

遠隔避難先での透析

大規模災害などにより近隣の施設でも治療が難しい場合は、遠方の施設に遠隔避難することもあります。

いつもの透析施設で透析ができない場合