ヤーズフレックス配合錠 患者携帯カード

(421kb)

ヤーズフレックス
服用ダイアリー

(3207kb)

ヤーズフレックス配合錠を 処方された方へ

(535kb)

ヤーズフレックス配合錠Q&A

    A1

    身体にとって問題となることはないと考えられます。

     

    ヤーズフレックス配合錠のようなLEP製剤は、妊娠中と似た体のホルモンバランスにすることによって、排卵を抑え、子宮内膜が厚くなることを防ぎ、痛みなどの症状を和らげるお薬です。このため、偽妊娠療法(ぎにんしんりょうほう)、と呼ばれることもあります。妊娠中には月経が起きないのと同じように、お薬を服用している間は月経が起きないという仕組みなので、毎月出血が起こらなくても身体にとって問題となることはありません。むしろ子宮内膜症の痛みや月経困難症の治療を目的とする場合には、痛みを伴う出血の回数はなるべく少ない方が良いと考えられます。

    A2

    28日ごとに出血を起こす場合と同程度に月経痛を軽減します。

     

    ヤーズフレックス配合錠のようなLEP製剤は、服用している間、子宮内膜が厚くなることを防ぐことで、月経時や子宮内膜症の痛みの症状を軽くする効果があります。服用期間が長くなっても、その間は子宮内膜が厚くならないように保たれていますので、痛みの度合いが増すということはありません。実際に国内で行われた臨床試験では、28日ごとに出血を起こす場合と同程度に月経痛を軽減しました。

    A3

    妊娠しにくくなることはないと考えられます。

     

    ヤーズフレックス配合錠の服用中は、薬の作用によって妊娠中と似た体のホルモンバランスにすることによって排卵が抑えられていますが、服用を中止すると通常の状態に戻ります。ヤーズフレックス配合錠のような出血を起こす間隔が長いタイプのお薬と、28日ごとに出血を起こすタイプのお薬とで服用をやめた後の妊娠率は同程度であることが報告されており、出血を毎月起こさないことによって妊娠しにくくなるということはないと考えられます。

    A4

    避妊目的での使用はできません。

     

    ヤーズフレックス配合錠は、日本国内では、子宮内膜症による痛みの緩和や月経困難症の治療薬として承認されているため、避妊を主な目的とした処方を行うことはできません。避妊が必要な方は、医師に相談してください。

    A5

    妊娠の希望がある場合は、医師に相談してください。

     

    ヤーズフレックス配合錠をはじめとするLEP 製剤の服用中は、お薬の作用によって排卵が抑えられていますので、今すぐに妊娠を希望される場合は服用することができません。また、現在服用中の方は治療の必要性をふまえた判断が必要になりますので、妊娠を希望される場合は、自己判断で服用を中止せず、必ず医師に相談してください。

    A6

    手術を担当する医師にヤーズフレックス配合錠を服用中であることを必ずお伝えください。

     

    服用中にやむを得ず手術が必要になった場合には、血栓症の予防に配慮する必要がありますので、手術を担当する医師にヤーズフレックス配合錠を服用中であることを必ずお伝えください。

    A7

    体重増加との因果関係はないと言われています。

     

    過去に使用されていたホルモン量の多いお薬では「服用すると太る」と言われていたこともありましたが、現在使用されているLEP製剤ではほとんどの場合そのようなことはないと考えてよいでしょう。最新の報告でも、LEP製剤を服用されている方とそうでない方の間で、体重変化に差を認めなかったということが報告されています 1,2)

     

    1. Coney P, et al: Contraception. 2001; 63(6): 297-302.

    2. Procter-Gray E, et al: Med Sci Sports Exerc. 2008; 40(7): 1205-1212.

    A8

    連続で服用できる日数は、出血のタイミングによって異なります。

    連続服用できる日数は、服用25日目以降で3日間連続する出血が起こるタイミングによって異なります。出血のタイミングには個人差があるため、いつでも120日間まで連続で服用できるとは限りません。

    国内外の臨床試験の結果では、服用された全サイクル* のうち、連続服用日数が120日に到達しているのはその約2割であることが確認されています。また、服用を始めてから長くなるほど連続服用できる日数が長くなる傾向があります。

     

    *サイクル:服用1日目から4日間の休薬終了までを1サイクルと数えます。

    A9

    パンティーライナー(おりものシート)でカバーできる程度の出血量を目安としていただくと良いでしょう。

     

    A10

    出血が1~2日であればそのまま服用を継続してください。

     

    連続した出血が2日以内であれば、そのまま服用を継続していただいて問題ありません。 飲み始めてから25日目以降に3日連続で出血した場合は4日間休薬してください。

     

    A11

    旅行先で飲みやすい時間に調整していただくと良いでしょう。

     

    調整方法として、以下の2つの方法が考えられます。
    ①日本にいる間に、旅行先で飲みやすい時間に調整しておく
    ②日付変更線を越えるかどうかにかかわらず、移動中に旅行先の飲みやすい時間に次の錠剤を服用する
    ※注意:服用する時間の間隔が、できるだけ24時間以上開かないようにしてください。

    A12

    セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort = セント・ジョーンズワート)を含む食品の摂取は控えてください。

     

    セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort =セント・ジョーンズワート)を含む食品は、お薬の効果を弱め、不正出血が起こる可能性を高めますので、摂取は控えてください。

     

    *セイヨウオトギリソウ:ヨーロッパおよびアジア原産のオトギリソウ科の多年草で山野に自生。エキスはドイツでは抗うつ剤として使用され、日本では健康補助食品として販売されています。

    A13

    必ず医師または薬剤師に相談してください。

     

    このお薬には、併用してはいけないお薬や、併用を注意するべきお薬があります。他のお薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

    A14

    原則として、月経のある女性であれば服用することができます。

     

    ヤーズフレックス配合錠は子宮内膜症の痛みの緩和や月経困難症の治療のために使われるお薬です。初経を迎えた後、月経のある間は、子宮内膜症の痛みや月経困難症の治療の必要があれば服用することができます。

    ただし、加齢とともに血栓症などのリスクが高まるため、40歳を超えた方は服用することが適切であるかどうかについて医師と相談することが必要です。

    閉経後は月経がなくなりますので服用する必要はありません。