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定期検診について

「かかりつけの婦人科で定期的に検診を受けましょう」

 

ミレーナ52mgを適切に使用していただくために、ミレーナ52mgの位置や出血の状況などを確認する定期検診はとても重要です。次の時期に必ず検診を受けてください。通常は装着の1ヵ月後、3ヵ月後、6カ月後、1年後、それ以降は状況に応じ、1年に1回以上の検診が指示されます。1 年以上装着する場合は、異常を感じなくても以後必ず1 年に1度は検診を受けるようにしてください。

また、装着後5年を超えないうちに交換・除去する必要がありますので、4年目・5年目の定期検診の際に、交換・除去のタイミングについて相談しましょう。ミレーナ交換後も、初めて装着したときと同様のタイミングで受診してください。

 

なお、次のような症状があわれた場合には、すみやかに受診してください。その他、異常があった場合も医師の診察を受けてください。

 

  1. 多量の性器出血があったとき、装着後数ヵ月以降に月経時期以外の出血が継続してあったとき、出血量の増加など出血のパターンが変化したとき
  2. 前回の月経から6週間以内に月経が起こらないとき、吐き気、嘔吐、食欲不振などの妊娠を疑う兆候がみられたとき
  3. 下腹部痛をともなう月経の遅れがあったとき、無月経の人で出血が始まったとき
  4. 性交痛または性交後出血があったとき、性交時に違和感があったとき
  5. おりものの変化や外陰部のかゆみがみられたとき
  6. 発熱をともなう下腹部痛があったとき
  7. 持続するあるいは急な腹部膨満感や下腹部痛(圧痛)が起こったとき
  8. 性交時にパートナーが子宮口の除去糸に触れ、陰茎痛を訴えたとき
  9. 脱出やずれが疑われる*症状があるとき(出血や下腹部の痛み、腰痛の症状が続くなど)
  10. 下肢の疼痛・むくみ、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、急性の視力障害、著しい血圧の上昇などがみられたとき

 

*除去糸を確認して脱出の有無を確認することもできますが、除去糸を引っ張ると位置がずれることがあるため、絶対に引っ張らないでください

出血パターンの記録

「定期検診には出血パターンや痛みの変化の記録を持参しましょう」

 

ミレーナ52mgの使用を開始してから数ヵ月間は月経時期以外の出血がみられることがあります。しかし、通常は時間の経過ととともに、出血の日数や量が減ってきます。また、月経量の減少とともに、月経痛などの痛みの状況も変化してきます。
これらの変化はからだの状態を知るうえで大切な情報となりますので、出血状況をミレーナダイアリーに記録し、検診時に持参してください。

ミレーナダイアリ

ミレーナダイアリー[712KB]

ミレーナダイアリー記入例

ミレーナダイアリ

お願い:ミレーナ52mgの装着中にからだの異常に気づかれた場合は、速やかに医師に相談・報告してください。