注射部位について
【前面:自分で注射する場合】
身体の前面の1〜4 の部位に順番に注射してください。


【背面:家族に注射してもらう場合】
指導を受けた家族が注射する場合は、身体の背面の5〜8の部位にも注射することができます。


- 皮下注射に適している部位は、上図のように身体の前面と背面に4箇所ずつあります。
- 注射部位の発赤や痛みなどの注射部位反応を防ぐために、注射部位を毎回変えてください。
- 一巡して再び同じ番号の部位に注射する場合は、前回とは離れた部位に注射してください。
注意点
- 見えている血管は避けて注射してください。
- へそ、ウエストラインおよび太ももの内側への注射は避けてください。
- 腫れやくぼみ、痛み、変色などがみられる部位への注射は避けてください。
- 注射したところが赤くなったり、硬くなったり、腫れたり、いつもと違う痛みを感じたなど、普段と違う強い症状があらわれた場合は、必ず主治医に相談して指示を受けてください。
詳しい注射部位については主治医の指示にしたがってください。
詳細な注射部位を記録するときは
【参考例】
右図のように、注射部位の番号の1~8をそれぞれA~Fに分割することで毎回詳細な注射部位(1-Aなど)を記録することができます。たとえば、1-A、2-A… 8-Aと一巡して再び1の部位に注射する場合は、前回の1-Aから離れた1-Dなどに注射することにより同じ部位への注射を回避することができます。

注射の記録をつけましょう
注射のたびにベタフェロンダイアリーに注射した部位を記録してください。 また、 体調の変化や他に薬を飲んだかなどをメモ欄に記録することで、 再発の早期発見などに役立てることができます。
