セミナーレポート
去勢抵抗性前立腺がん治療中のQOLと骨転移への早期対応の重要性について
前立腺がんは60代以降で罹患率が高く、前立腺特異抗原(PSA)検査などによる早期発見が重要です。前立腺がんではホルモン療法が有効ですが、治療を継続していくうちに去勢抵抗性前立腺がん(CRPC:シーアールピーシー)となり、がんが再燃することで骨転移や骨粗鬆症による痛みなどから生活の質(QOL)の低下につながることがあります。CRPCとその骨転移に早期に対応してQOLを維持するためには、検査ではわからない些細な症状や不安を我慢せずに主治医に伝えることが大切です。
もっと話そう前立腺がん転移のこと
くらしを守る早期対応のすすめ
前立腺がんは進行の遅いことが多いといわれていますが、他方で転移を起こす割合が高いことはあまり知られていません。
このセミナーでは前立腺がんの治療を続ける中で知っておきたい転移の知識、また骨転移を早期にみつけるために、どのようなことに気を付ければよいかをお伝えしています。