吸入の手順

吸入の手順

吸入の準備

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薬液槽を本体の上から差し込み、時計回り(右方向)に回し、固定して取り付けます。


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I-nebを平らなところに置いて、薬液槽の蓋を取り外します。

次に、薬液ガイドの上部を持って、薬液槽の上に置きます。


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アンプルの先端部分に薬液が溜まっていたら下に落とします。

アンプルの先端部分をアンプルカッターに差し込みます。


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アンプルカッターの上から、アンプルのポイントマークを確認し、ポイントマークの真上に親指が来るようにアンプルカッターを持ちます。


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アンプルカッターをポイントマークと反対方向にたおしながら折ります。


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必ずスポイトを使用して、アンプル内のベンテイビス®の薬液をすべて、薬液ガイドの中央にゆっくり注入します。

* ベンテイビス®は毎回の吸入ごとに新しいアンプルを使用し、薬液の全量を入れてください。
薬液槽の中央部分が満たされたあと、残りの薬液が周りの部分に流れ出ますが、問題ありません。


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本体を片方の手で支えながら、ゆっくりと薬液ガイドを取り外します。

次に、薬液槽の蓋を薬液槽に取り付けます

*この時、指が薬液に触れないように注意してください。


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薬液槽のホルダーをパチンと音がするまでしっかりと固定します。
蓋がしっかり閉まっていることを確認してください。

*薬液漕のホルダー:薬液槽の右側面の色のついた部分


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マウスピースをカチッと音がするまで差し込み、本体に取り付けます。

これで吸入する準備ができました

*薬液が漏れることがありますので、薬液槽に薬液を入れたままでI-nebを持ち運ばないでください。


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I-nebの電源ボタンを押します。
液晶画面にスタートアップ画面が現れるまでお待ちください。

吸入方法

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スタートアップ画面には、吸入量が表示されます(2.5μgなら25、5.0μgなら50と表示されます)。

*ベンテイビス®の吸入量は医師の指示に従ってください。


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I-nebの液晶画面が下向きになるように、I-neb本体を横向き(水平)に持ちます

持ち方の注意点

I-nebが斜めにならないように注意してください。

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ポイント

ポイント 持ち⽅が違うと、正しく吸⼊することができません。

*I-nebを持つ⾓度が⽔平ではない場合、 呼吸をした時に短いブザー⾳が4回鳴り ます(この時、液晶画⾯に右図が表⽰さ れます)。持ち⽅を確認してください。

持ち方が違うと、正しく吸入することができません。*I-nebを持つ角度が水平ではない場合、呼吸をした時に短いブザー音が4回鳴ります(この時、液晶画面に右図が表示されます)。持ち方を確認してください。

コード66


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マウスピースを唇で隙間なく挟み、周りから息が漏れないようにして、ゆっくりと口で息を吸ったり吐いたりします。

*この時、鼻で呼吸しないようにしてください。
慣れないうちは、鼻をつまんで息をしてみましょう。
口で息をしていることが確認できたら、鼻から手を離して息を続けます。


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何回か息をした後にI-nebから薬液が噴霧されます。
薬液が噴霧され始めると、息をするたびに本体が振動します。
薬液の噴霧が終わると本体の振動が止まりますが、終了のブザー音が聞こえるまで吸入を続けてください。
吸入には通常、4~10分かかります。

ポイント

吸入中はできるだけゆっくりと、大きく息を吸ったり吐いたりするよう心がけましょう。


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ブザー音が鳴ると、液晶画面には左図のような笑顔の絵が現れます。
その後、自動的にI-nebのスイッチが切れます。


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マウスピースと薬液槽の蓋を外し、液晶画面を下に向けながら本体を傾け、残った薬液を流しなどに捨ててください。

その後、I-nebのお手入れをします。
お手入れの仕方は、『I-nebのお手入れ』をご参照ください。

ポイント

毎回の吸入ごとに、必ず、薬液槽に残った薬液を捨てて、お手入れをしてください。

吸入の一時停止

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  • 口からマウスピースを離すことで、吸入をいつでも一時停止することができます。
  • 2分以上吸入を再開しなかった場合、一時停止モードになり、液晶画面が左図のように点滅します。
  • 吸入を再開する場合には、再びマウスピースをくわえて呼吸を始めてください。

※10分以内に吸入を再開しなかった場合、自動的に電源が切れ、その後吸入を続けることはできません。吸入を終了し、通常通りI-nebのお手入れをしてください。