吸入の手順
吸入の手順
吸入の準備
1

薬液槽を本体の上から差し込み、時計回り(右方向)に回し、固定して取り付けます。
2

I-nebを平らなところに置いて、薬液槽の蓋を取り外します。
次に、薬液ガイドの上部を持って、薬液槽の上に置きます。
3

アンプルの先端部分に薬液が溜まっていたら下に落とします。
アンプルの先端部分をアンプルカッターに差し込みます。
4

アンプルカッターの上から、アンプルのポイントマークを確認し、ポイントマークの真上に親指が来るようにアンプルカッターを持ちます。
5

アンプルカッターをポイントマークと反対方向にたおしながら折ります。
6

必ずスポイトを使用して、アンプル内のベンテイビス®の薬液をすべて*、薬液ガイドの中央にゆっくり注入します。
* ベンテイビス®は毎回の吸入ごとに新しいアンプルを使用し、薬液の全量を入れてください。
薬液槽の中央部分が満たされたあと、残りの薬液が周りの部分に流れ出ますが、問題ありません。
7

本体を片方の手で支えながら、ゆっくりと薬液ガイドを取り外します。
次に、薬液槽の蓋を薬液槽に取り付けます*。
*この時、指が薬液に触れないように注意してください。
8

薬液槽のホルダー*をパチンと音がするまでしっかりと固定します。
蓋がしっかり閉まっていることを確認してください。
*薬液漕のホルダー:薬液槽の右側面の色のついた部分
9

マウスピースをカチッと音がするまで差し込み、本体に取り付けます。
これで吸入する準備ができました*。
*薬液が漏れることがありますので、薬液槽に薬液を入れたままでI-nebを持ち運ばないでください。
10

I-nebの電源ボタンを押します。
液晶画面にスタートアップ画面が現れるまでお待ちください。
吸入方法
11

スタートアップ画面には、吸入量*が表示されます(2.5μgなら25、5.0μgなら50と表示されます)。
*ベンテイビス®の吸入量は医師の指示に従ってください。
12

I-nebの液晶画面が下向きになるように、I-neb本体を横向き(水平)に持ちます*。
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持ち方の注意点 |
I-nebが斜めにならないように注意してください。

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ポイント |
ポイント 持ち⽅が違うと、正しく吸⼊することができません。
*I-nebを持つ⾓度が⽔平ではない場合、 呼吸をした時に短いブザー⾳が4回鳴り ます(この時、液晶画⾯に右図が表⽰さ れます)。持ち⽅を確認してください。

コード66
13

マウスピースを唇で隙間なく挟み、周りから息が漏れないようにして*、ゆっくりと口で息を吸ったり吐いたりします。
*この時、鼻で呼吸しないようにしてください。
慣れないうちは、鼻をつまんで息をしてみましょう。
口で息をしていることが確認できたら、鼻から手を離して息を続けます。
14

何回か息をした後にI-nebから薬液が噴霧されます。
薬液が噴霧され始めると、息をするたびに本体が振動します。
薬液の噴霧が終わると本体の振動が止まりますが、終了のブザー音が聞こえるまで吸入を続けてください。
吸入には通常、4~10分かかります。
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ポイント |
吸入中はできるだけゆっくりと、大きく息を吸ったり吐いたりするよう心がけましょう。
15

ブザー音が鳴ると、液晶画面には左図のような笑顔の絵が現れます。
その後、自動的にI-nebのスイッチが切れます。
16

マウスピースと薬液槽の蓋を外し、液晶画面を下に向けながら本体を傾け、残った薬液を流しなどに捨ててください。
その後、I-nebのお手入れをします。
お手入れの仕方は、『I-nebのお手入れ』をご参照ください。
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ポイント |
毎回の吸入ごとに、必ず、薬液槽に残った薬液を捨てて、お手入れをしてください。
吸入の一時停止

- 口からマウスピースを離すことで、吸入をいつでも一時停止することができます。
- 2分以上吸入を再開しなかった場合、一時停止モードになり、液晶画面が左図のように点滅します。
- 吸入を再開する場合には、再びマウスピースをくわえて呼吸を始めてください。
※10分以内に吸入を再開しなかった場合、自動的に電源が切れ、その後吸入を続けることはできません。吸入を終了し、通常通りI-nebのお手入れをしてください。