血液及び尿検査から見つかる副作用

血液検査や尿検査を定期的に実施することにより、病気の状態を評価したり、副作用を早期に発見し、対処することができます。

 

 

肝機能障害・黄疸、劇症肝炎、肝不全、肝性脳症

●以下の検査で肝臓の機能をチェックします。

AST[GOT]
細胞内の酵素で、細胞が何らかの理由で破壊されると、この数値が上昇します。
 

ALT[GPT]
細胞内の酵素で、細胞が何らかの理由で破壊されると、この数値が上昇します。血液中から消失する時間がASTより長いため、ASTと併せて判断します。
 

ビリルビン
上昇した場合、黄疸があらわれます。
 

血中アンモニア
アンモニアは神経毒性があるので数値が高いと肝性脳症を疑います。
 

 

 

腎不全、ネフローゼ症候群、蛋白尿

●以下の検査で腎臓の機能をチェックします。

BUN
腎臓の働きが低下すると、この値が高くなります。
 

クレアチニン
腎臓の働きが低下すると、この値が高くなります。
 

蛋白尿
尿中に通常はない蛋白がもれ出ている状態を表します。腎臓のろ過機能に異常がある可能性があります。
 

 

 

血液学的検査値異常(低ナトリウム血症、低カルシウム血症、白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、貧血)

ナトリウム値
低下すると悪心・けん怠感などがあらわれ、高度になると意識障害・けいれんなどをきたします。
 

カルシウム値
低下するとけいれん、筋肉の脱力感、しびれなどをきたします。
 

赤血球
減少すると貧血になります。
 

白血球
減少すると感染症にかかりやすくなります。好中球やリンパ球はこの仲間です。
 

血小板
減少すると、出血しやすくなります。
 

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検査値の異常は、重症になるまで、患者さん自身が気付かない場合があります。医師の指示に従って定期的に受診し、きちんと検査を受けてください。
白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿が褐色になるなどの黄疸や1、吐き気・嘔吐、お腹が張る、時間や自分のいる場所がよくわからなくなる、羽ばたくような手の震えなどの症状(劇症肝炎、肝不全、肝性脳症)や、むくみ、尿量が減る、尿が泡立つ、からだがだるいなどの症状(ネフローゼ症候群、蛋白尿)があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、ネクサバール錠服用ダイアリー裏面に記載のある医療機関へ緊急連絡し、指示に従ってください。